LAWYERS 弁護士等紹介

小林 明彦

Akihiko Kobayashi
パートナー弁護士

大学4年生の夏、中央大学真法会の先輩で弁護士2年目の駆け出しだった片岡と親しく話をする機会を得ました。その後、修習生のときには片岡の単独経営事務所開設の引越バイトをし、気が付いたら判検事への誘いを蹴ってイソ弁第1号となっていました。片岡31歳、私が26歳という恐ろしく若い事務所でした。以来、次々と増えていく業務に対応するため弁護士も事務局も年々多くなり、また引越を繰り返しながら、今日に至っています。
二人に共通するのは、実定法の基礎理論に拘りがあること、そして、新しいもの好きであること、であるように思います。私が主任を務めた案件で最高裁での逆転勝訴判決を勝ち取ったものが3件ありますし、また担保法や執行法などの世界で新判例や法改正の議論をリードしてきたという自負があるのは、実定法基礎理論への拘りの成果だと思っています。また、資産流動化取引等のストラクチャードファイナンスや信託取引には創成期から関与し、プリペイドカードに始まり電子マネーや暗号資産等に至る各種決済取引を得意とするのは、新しいもの好きならではといってよいでしょう。
私自身は、今では大学の業務が中心となり、弁護士業務に充てる時間が減りつつあるのが残念ですが、こうした事務所創成期からの理念を共有する沢山の弁護士、事務局によって充実したリーガルサービスが日々展開されていることを嬉しく思っています。

経歴

  • 1983年3月 中央大学 法学部 法律学科 卒業
  • 1986年4月 弁護士登録(東京弁護士会・38期)
  • 司法研修所所付(民事弁護)
    (1993年から1996年まで)
  • 経済産業省企業法制研究会委員
    (2002年から2003年まで)
  • 法制審議会動産・債権担保法制部会幹事
    (2003年から2004年まで)
  • 法務省競売制度研究会委員
    (2005年から2008年まで)
  • 中央大学大学院法務研究科客員講師
    (2004年から2006年まで)
  • 慶應義塾大学法科大学院兼任講師
    (2004年から2009年まで)
  • 中央大学大学院法務研究科特任教授
    (2007年から2016年まで)
  • 中央大学大学院法務研究科教授
    (2016年から現在に至る)
  • 中央大学大学院法務研究科長
    (2019年から現在に至る)
  • ブローディア・プライベート投資法人監督役員
    (2013年から2023年9月まで)
  • 株式会社竹内製作所社外取締役
    (2015年から現在に至る)
  • 神奈川県公金運用委員会委員
    (2014年から2016年まで)
  • 神奈川県公金運用委員
    (2016年から現在に至る)

その他

  • 2006年、2010年、2012年、2013年、2019年、2020年、2022年の各年度、中央大学法科大学院でベスト・ティーチャー賞受賞

著作・論文

(書籍等)

  • 新基本法コンメンタール民事執行法 第2版
    (日本評論社・2023年・分担執筆)
  • 新基本法コンメンタール物権
    (日本評論社・2020年・分担執筆)
  • 講座 現代の契約法各論1 ファクタリング契約
    (青林書院・2019年・分担執筆)
  • 実務に効く 担保・債権管理判例精選
    (有斐閣・2015年・共編著)
  • 判例学習のA to Z
    (有斐閣・2010年・共著)
  • 新しい担保・執行制度
    (有斐閣・2004年・共著)
  • 担保書式便覧[不動産編]
    (金融財政事情研究会・2016年・共編著)
  • 新・裁判実務大系12民事執行法
    (青林書院・2001年・分担執筆)

(論文等)

  • 建築請負代金のための商事留置権と土地抵当権
    (ジュリスト 1442号)
  • 集合動産譲渡担保をめぐる検討課題
    (ジュリスト 1447号)
  • 流動資産一体型担保融資(ABL)と強制執行手続
    (新民事執行実務11号)
  • 抵当権に基づく物上代位と相殺
    (ジュリスト 1455号)
  • 間接強制の適用範囲の拡大と執行方法の選択
    (ジュリスト 1461号)
  • 不動産の間接占有者に対する物権的請求権としての引渡請求権について
    (司法研修所論集 97号)
  • 担保法制および民事執行制度の見直しについての試論
    (金融法務事情 1605号)
  • 抵当証券が表章する権利と期限の利益喪失特約の記載
    (金融法務事情 1297号)
  • その他多数
    著作・論文等の一覧